15.8. OpenSSL

FreeBSD 4.0 では、OpenSSL ツールキットが基本構成の一部に 含まれています。OpenSSL は、 Secure Sockets Layer v2/v3 (SSLv2/SSLv3) や Transport Layer Security v1 (TLSv1) ネットワークセキュリティプロトコルと同様の 多目的な暗号化ライブラリを提供します。

しかしながら、OpenSSL に含まれるアルゴリズムのひとつ (特に IDEA) は、合衆国内、その他の地域において、 特許により保護されています。そのため、 無制約な利用は許されません。IDEA は FreeBSD の OpenSSL 配布に含まれていますが、デフォルトではコンパ イルされません。もし IDEA を使いたいなら、そしてあなたがそのライ センス条項に合致するなら、/etc/make.conf の中の MAKE_IDEA スイッチを有効にして、 make world でソースをリビルドしてください。

現在は RSA アルゴリズムはアメリカとその他の国で自由に利用で きます。以前は特許により保護されていました。

15.8.1. ソースコードのインストール

OpenSSL は src-cryptosrc-secure cvsup コレクションの一部です。 FreeBSD のソースコードの取得と更新の詳細は、 FreeBSD の入手の項を参照して下さい。

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

FreeBSD に関する質問がある場合には、 ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。

本文書に関する質問については、 <doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。

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