FreeBSD 4.0 では、OpenSSL ツールキットが基本構成の一部に 含まれています。OpenSSL は、 Secure Sockets Layer v2/v3 (SSLv2/SSLv3) や Transport Layer Security v1 (TLSv1) ネットワークセキュリティプロトコルと同様の 多目的な暗号化ライブラリを提供します。
しかしながら、OpenSSL に含まれるアルゴリズムのひとつ
(特に IDEA) は、合衆国内、その他の地域において、
特許により保護されています。そのため、
無制約な利用は許されません。IDEA は
FreeBSD の OpenSSL 配布に含まれていますが、デフォルトではコンパ
イルされません。もし IDEA を使いたいなら、そしてあなたがそのライ
センス条項に合致するなら、/etc/make.conf
の中の MAKE_IDEA
スイッチを有効にして、
make world
でソースをリビルドしてください。
現在は RSA アルゴリズムはアメリカとその他の国で自由に利用で きます。以前は特許により保護されていました。
OpenSSL は src-crypto
と
src-secure
cvsup コレクションの一部です。
FreeBSD のソースコードの取得と更新の詳細は、
FreeBSD
の入手の項を参照して下さい。
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